健康を知れば、身体は自然と理想体型になる。
ミーシャン:
前回、
そもそもダイエットって
身体にとっては負担がかかっているんだよって話をしたよ。
レオン:
やせた後のキープ方法についての情報がないため、
真面目な人ほどやせた後も自分が成功した方法
【摂取カロリー<消費カロリー】を続けてしまう。
その結果身体がバランスを崩してしまう、ということだったな。
じゃあ早速。
どうやってミーシャンは
この状態から抜け出すことができたんだ?
ミーシャン:
うん、知りたいよね。
どうやってこの【太ってやせてのリバウンドの繰り返し】から
抜け出したかって言ったら…
ミーシャン:
単純に、
「ダイエットするのをやめたんだよね」
レオン:
ダイエットを諦めたのか?
ミーシャン:
ううん。
【摂取カロリー<消費カロリー】をするのをやめたの。
それ以上に、
【ダイエットのために】運動する、とか、
【ダイエットのために】食事を控える、とか、
【ダイエットのために】サプリを買う、とか。
これらをぜーんぶやめちゃった♪
レオン:
前に話していたな。
その考え方がうまくいかない原因だった、と。
ミーシャン:
そうそう。
それでね。
【ダイエットのために】をやめる代わりに、
健康な身体であることを大事にすることにしたんだよね。
レオン:
目的を【健康のために】に変えたというわけか?
ミーシャン:
それも少し違うの。
うまく説明しにくいんだけど…
「健康な身体ってどんな状態なのか説明できる?」
レオン:
改めて言われると難しいな。
病気や痛みがない状態が、健康なんじゃないのか?
ミーシャン:
私も前はそう思ってたよ。
情報として、
【健康に良い】とされる行動や食べ物は知っていたけど、
【健康とはそもそもどんな状態を指すのか】について知らなかったし、
考えたこともなかったよ。
でね。
ある時本で
健康であるということは、
朝スッキリ起きられて、
自然なお通じがあって、
ご飯がおいしく食べられて、
物事に対して意欲的で、
日中はいきいきと活動できて、
心は穏やかで、
夜はぐっすり眠れる――
そんな状態だって語ってくれてた本があってね。
そうか、それが健康なんだ! って、
それ以来、私の中の指針になったの。
レオン:
なるほど。
そんな毎日が送れたら、どれだけすばらしいだろうか。
ミーシャン:
本来、そんな健康を誰もが受け取っていいんだよ^^
それでね。
また別の本の話なんだけど、
そもそも身体(その一つ一つの細胞)には、
独自の意識、知性があるんだって。
それで、
身体にとって何が【正しい】か、は。
・元気が湧くこと。
・イキイキすること。
・心地よいこと。
・気持ちよいこと。
というサインで教えてくれるんだ。
身体はね、わざわざコントロールしなくても、
ちゃんと自分自身が健康でいるために必要なことをすでにやってるし。
健康のための何かが良いかを学ばなくたって、
身体の感覚に意識を傾ければちゃんと教えてくれるのよ。
レオン:
身体にとって何が正しいかは、
身体が教えてくれるんだな。
ミーシャン:
そうなの。
こうして私は、
世の中の【健康に良い】を鵜呑みにしてやるんじゃなくって、
私の身体がそれをすることで
・元気が湧くか?
・イキイキするか?
・心地よいか?
・気持ちよいか?
を指針――大事にしようって決めたの。
ダイエットのための運動、ではなくて、
気持ちいいからやりたい運動へ。
ダイエットのためのサプリ、ではなくて、
身体がいい感じになるから取りたいサプリへ。
ダイエットのために食事を制限する、ではなくて、
今食べたいものを満足していただくへ。
身体が求めるもの=身体が健康でいるために必要だと教えてくれるものに
耳を傾ければ、自然と落ち着く体型に落ち着いて。
(お腹周りも脚も引き締まった)
リバウンドなく過ごせるようになっただけでなく、
疲れ気味だったり、冷え性だったりが、
ホント改善してさ。
鏡で見てうれしくなるボディと、
軽やかによく動く元気な身体を手に入れたのよ♪
レオン:
こうして10年に渡るダイエット人生から解放されたわけなんだな。
お疲れさま。
ミーシャン:
(*^^*)
それはそうと【摂取カロリー=消費カロリー】の話したじゃない?
結局はこれって身体が一番良く知ってるし、
ちゃんと教えてくれるんだよねってことを伝えたいの。
カロリーって簡単に捉えられるけど、
実際、
脂肪が燃焼するために
身体の中身がどんな働きがされているのかとか、
摂取した炭水化物をエネルギーに
代謝されているのがどれくらいなのかとか、
単純に数値で計算しただけじゃ、
実際のところはわからないから。
身体を無視して、
一方的に「これが良いから」って取り組むダイエットは、
結局はうまくいかないの。
それって例えるなら。
「これいいわよ~」って
こっちの状況を知ろうとすることなく、
必要とすらしていないのに、
お節介を押しつけてくる人と同じやり方で。
イヤでしょ? そういうお節介って。
レオン:
ああ、そういう人いるな。
なるほど。
ダイエットに良いから、と、
身体の状態を無視して取り組むことは、
身体にいらぬお節介を押しつけていることと、
変わりないということか。
ミーシャン:
ダイエットに成功したければ、
身体との良好な関係を築くの必須!!
私みたいに常にダイエットが頭から離れず、
太ったりやせたりを繰り返し、
どんどん身体を悪くしてしまわないように。
ぜひ、今回お話ししたものの見方を、
そっと頭の片隅にでも置いといてほしいな。
ということでっ!
次回からは、
じゃあ実際ダイエット初心者が、
健康的に理想の身体状態を作るために、
どんな風に考えて、
何をしていけばいいかの指針みたいなお話をしてくよ♪
レオン:
一応、食べるのが大好きな人向けの話になるだろう。
ミーシャン:(←食べるのが大好きな人)
お楽しみに~♪